小学校受験の基礎知識と対策

子供の将来を考える親にとって、まず最初に選択にせまられるのが小学校受験です。ここでは最近の小学校受験の現状と、どのような準備がいつから必要か、どのような対策が必要かをまとめました。どこの学校でもあてはまる共通事項をまとめます。

小学校受験の問題と現状

土曜の授業がなくなった昨今のゆとり世代において、子供の早期教育への意識が高まりつつあります。最近の親御さんは、学校の教育では不十分と考え、幼いころからたくさんの習い事をさせるようになってきました。子供の早期教育については、日本は海外の国と比べ遅れている分、それを取り上げたテレビ番組等の影響により小学校受験を考える親御さんが増えてきております。ノーベル経済学賞受賞のヘックマンの調査結果では、子供の教育は小学校に入ってからでは遅く、6歳ではもう十分に学力の差がでてくるといわれており、6歳までの幼児教育が重要といわれており、小学校入学前からの早期教育の実施が小学校受験にもつながっているひとつの要素にもなっております。

小学校受験の準備期間

およそ年中の11月ころから、小学校入試までの1年間かけて準備している親御さんが多いです。最近の小学校受験では家庭でのしつけは問題にされますので、箸の持ち方や食事の食べ方は気をつけて癖つけてあげることが大切です。また、凧揚げやコマなど、日本の文化・生活習慣を体験していることも必要です。
それと、近年子供は自然体験や生活体験が不足している傾向があります。虫をつかまえたことがない、バーベキューをしたことがない、泥遊びの経験がない子供が増えています。その関係で、入試面接では子供に自然・生活体験の有無を確認するような質問が増えてきておりますので、しつけや知識だけでなく、外遊びや自然体験、アウトドア等もおしつけではなく、みんなで楽しみながら行っておくことが必要です。

小学校受験の対策

最近の小学校受験では、行動観察が重視される傾向にあります。行動観察では自由遊び、共同製作、ゲーム、ごっこ遊び等の遊びを見知らぬ初対面の子供達で実施させるのですが、それぞれの遊びの中に観察ポイントが設定されており、その観察ポイントでどのようなふるまいをするかが重要な判断材料となります。たとえば、工作するときにお道具は人数分なかったとき、どのような対応をするか、初対面の子どもたちのなかで、どのように自分を表現し、会話できるかが問われますので、このような観察ポイントのシーンを準備期間に自宅でシミュレーションし、良い対応がどういう対応かを、答えはそのまま教えるのではなく、導いてあげながら、教えてあげることが大切です。

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